特許用語です。

仕事柄、特許を読む機会がよくあります。その中で面白いのが、似たような特許がほぼ同時期に、直接は全くつながりの無い複数の会社から出願されている、ということが非常によくあること。特に材料系の特許でそれをよく見かけます。よくよく考えればそれもそのはずで、あるオピニオンリーダー的なお客さんが、「こんなものが欲しい」と言えば、多くのメーカーが開発を検討し始めます。スタート時期が同じなので、特許出願も似たような時期になります。


で、ポケカの話。

Pt4において、最も大きな環境変化をもたらしたもの、それは「たつじんのおび」だと私は考えています。サイドを1枚多めに取られるというリスクもありますが、攻撃力+20とHP+20は非常に強力。これを手札に隠し持っていて、最後の最後に相手の計算を狂わせる、ということは、皆さん1度は経験あるのではないでしょうか。

たつじんのおびの有効な使い方はいろいろあると思いますが、私が考えるその1つに、「相手に与えたダメージぶんのダメージカウンターを、自分(のポケモン1匹)からとる」ワザを持ったポケモンに使うこと。バタフリー(DP4)とか、テッカニン(Pt3)とか、ナエトルGL(Pt2)もそうだし、そしてビークイン(DPs)も。ダメージを与えつつ回復。対戦相手は、なかなか倒れないそのポケモンに、軽くイラってしてしまいます。

Pt4が出てすぐ、記念大会用に帯ビークインを組んでみました。結局、そのデッキはあまり練られていなかったので大して強くなく、展開スピードも勘案してメガヤンマを記念大会に投入しました。でも、振り返って検討してみると、案外いけるかも。って考えてると、結構いろんな方が同じコンセプトでデッキを組んでいらっしゃる。ま、帯が出た日が全国共通なのでそりゃそうだ。

デッキには特許権なんてもちろんないので、同じコンセプトでも完全コピーでも使って何の問題もありません。でも、デッキを考えるのが好きな私としては、自分が考えていたコンセプトで先にデッキを組まれていたら、「やられた」って思ってしまうのです。それでも自分の考えの正否を確認するため、めげずに組むんですけどね。


上の帯ビークインは、打点を上げようとするとPB〔みどりのいげん〕を働かせる必要があるため、いつもギリギリの戦いになるので結局イマイチ。一方で、帯を既に組んであった緑色のデッキに適当に放り込んだやつが結構強かったりしたんです。でも、このデッキも既に高槻あたりで猛威を振るっているんだよなぁ。

コメント

トムリン
2009年8月7日9:25

私もヘソ曲がりなので、例え強くても、流行っているデッキを使うのに、抵抗があります。
その結果、
オリジナリティ満載デッキ作成
  →展開遅いor回らない
    →即効負ける
っていう悪循環に陥ります・・・・・

たねぼーぱぱ
2009年8月7日12:50

>tmy_sugarさん

そこらへんのバランスが難しいですよね。
オリジナリティ満載なデッキで、ものすごく強いもの、それを目指してはいるのですが・・

トムリン
2009年8月7日15:20

何かのデッキを組み合わせた「実用新案」レベルでなく、
今まで思いつかなかった「特許」レベルは、難しいですねぇ~

ど~しても、コイン頼みデッキになります・・・

たねぼーぱぱ
2009年8月7日20:41

本当に難しいですよね。
カイゲンとか最初に考えた人って、本当にすごいですよ。

コイン頼みも時にはいいですよ。オクタン先生とか、オクタン先生とか。

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